✴︎33歳でネイリストになった話⑤

5、経営シュミレーション

個人でネイルサロンを始める前に、

経営してみたら自分1人の力でどのぐらいの収入を得ることができるのか考えてみます。

✴︎週5日営業で1日3人施術。週15人。月60人。

客単価が¥3,000ーとすると・・・売上1ヶ月¥180,000ー。

客単価を¥5,000ーとすると・・・売上1ヶ月¥300,000-。

客単価を¥8,000ーとすると・・・売上1ヶ月¥480,000ー。

✴︎週5日営業で午前と午後で1日2人施術。週10人。月40人。

客単価を¥3,000ーとすると・・・売上1ヶ月¥120,000ー。

客単価を¥5,000ーとすると・・・売上1ヶ月¥200,000ー。

客単価を¥8,000ーとすると・・・売上1ヶ月¥320,000ー。

売上だけでみると、ざっくりこんな感じで

ここから、賃料、光熱費、材料、消耗品等の経費を引いた分が利益になります。

売上だけをみて、独立してネイリストになれたとしても、

そこまで稼げる仕事ではないと思う。

当たり前ですが、限られた時間内で施術できる人数が決まっているので

低価格を売りにして経営していたら数をこなすことに必死で

心の余裕がなくなってしまう気がします。

たまに、月売上100万!って、SNSで見かけるけど

単純計算で客単価¥10,000-で、月100人。週25人。1日5人。週5営業。

…1人でこの数さばいていたら、体を壊しますね。

きっと、スクールや物販、スタッフを雇ったりと

1人で施術をしているだけのお店ではないと思います。

客単価¥20,000-で、月50人。週12〜13人。1日2〜3人。週5営業。

…この客単価でお客さんが来てくれたら、いいですね!

次に1ヶ月の経費を考えます(テナントの場合)

毎月固定されている金額もあれば、変動するものもあるので年間トータルを12ヶ月で割った金額で計算します。

私の妄想経費なので参考程度に見てください。

✴︎賃料・・・ ¥50,000ー(事前に敷金礼金・保証金は含まず)

✴︎光熱費・・・¥10,000-(電気・水道)

✴︎交通費、駐車場代・・・¥10,000-(ガソリン又は電車代など)

✴︎通信料・・・¥3,300-(お店専用。楽天モバイル金額の端数は削ります。)

✴︎消耗品費・・・¥20,000-(施術で使用するジェル、筆、アルコールなど)

✴︎接待交際費・・・¥20,000-(お客様へのプレゼントや飲食代)

✴︎宣伝広告費・・・¥10,000-(チラシやSNS)

経費のトータル¥123,300-

賃料はテナントの立地、広さ、築年数などで様々

安く抑えても駅から遠かったり駐車場がなかったり、

なかなかいい条件の場所を見つけるのは大変だったりする。

現実的にどのぐらいの収入を得ることができるのか

どのくらいの経費がかかるのか

1度想定してからテナントを探すことで、無理なく経営することができる。

雇われてる時は、技術や接客のことだけを考えているだけで良かったのに

経営者になると、収入と経費のバランスを考えなくてはならない。

だからと言って、賃料をかけない分を

低料金に設定して自宅サロンをオープンする

と言う方法が良いのか?と言う疑問もある。

月毎に収入の増減があるため安定を求めるのであれば、

サロンの開業ではなくサロンに就職した方がいい。

それでもネイルが好き!で、自分1人の力で経営していきたい!

という、熱意がずっと続いていくのなら

売上を上げたり従業員を雇って拡大していくことができると思う。

初めは順調でもちょっと売上に息詰まった時に

自分の技術を上げる努力をするのか、

SNSで集客を頑張るのか、それとも他の収入源を持つか、

サロンを続けていくために何を選んで実行していくのかは

自己責任であり、独立開業の自由な部分である。

自分で考えて、実行していくことができる人

失敗したとしても次は失敗しないように考えることができる人が

成功できると思う!

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