✴︎33歳でネイリストになった話③

3、資格取得

ネイリストは国家資格ではないので、

資格がなくても名乗れるし営業することもできる。

でも実際、施術をし始めると不安になることがあった。

私自身、ネイルサロンに通ったことがないので

サロンに通う経験しているお客さんに比べたら、

見てきた知識や技術が足りないことへの不安があった。


知識は勉強して覚えれば説明することができるけど、

技術に関してはこれでいいのかな?と悩むことがあった。


そこで、不安をなくし自信をつけるために、資格を取ることにした!


お店では、ジェルネイルのみの取り扱いなので

JNAジェルネイル検定の初級を受けた。


完全独学!

⚫︎筆記試験の勉強は、

JNAで販売されているオフィシャルの教材を購入し、知識を覚えネットで過去問を探して勉強。


⚫︎実技の練習の方はというと、

時間制限を意識しての練習と、綺麗に仕上げる練習と2通りをやった。


大変だったことの1つに・・・

練習に付き合ってくれる人と、試験の日にモデルとして一緒に試験会場に来てくれる人を探すことが大変だった。

私の人間性に問題があったのかな?と思うくらい、警戒された。

純粋に練習相手になって欲しかっただけなのに、営業をかけられてると思ったのか、

「お店を初めても通う事はできないよ。」

と言われてしまった。


相手からしたら、そう捉えられても仕方ないのかな。


未経験者がゼロからお店を出す。

って、そう簡単なことではないと知っていたんだろう。

でも、私はそんなつもりは全くなかったんだけどな・・・


だから、この段階で決めたことがある。

知り合い相手に商売をするのは絶対にしない!

元からそのつもりはなかったけど、お客さんはお客さん。

友達は友達で線引きすることが私には大事なことだと思った。


当日に、試験会場に一緒に来てもらうモデルさんにも間近になって都合が悪いと断られてしまった。

そのため、急遽Aさんに頼み来てもらった。


今は、試験の際は、トレーニングハンドでいいみたいなのでモデルさんをお願いすることもなく、練習の時のまんま試験に臨むことができるので、

その点は、以前より気軽に試験に挑むことができるのではないかと思う。


試験当日!

試験会場は都内だったため、電車に揺られ1日がかり。


試験に必要な道具をバッグに詰めて、重い荷物を持っての移動は大変だった。

私は、スーツケースではなく、肩にかける家にあったボストンバッグにした。

道具を出したらすぐに使える状態のまま、バッグの中に入れておけるように少し大きめのものにした。

試験が終わった後もチャチャッと片付けて帰りたかったのもある。

こんな大変な思いを二度としないためにも、試験は気合が入った。


でも、周りを見ると、オシャレで綺麗なお姉さんがたくさんいてなんだかビビってしまった。

久しぶりの緊張感で、雰囲気に飲まれてしまっていた。


でも、お客さんに施術していたことが良かったようで、試験官が回ってきてじっくり見られても、視線が気になることはなかった。


実技試験の際、クリアジェルのケースを床に落としてしまったが、

事前に調べておいた通り、

手を上げ試験官に拾うことを許可してもらい、消毒してから使用をした。

この出来事でヤケクソになったけど、

試験後にAさんから

「隣の人の仕上がりより、綺麗だったから大丈夫だよ!」

と言ってもらえたから、自信はあった。

そして、結果はというと

無事に、JNAジェルネイル検定初級を1発で合格することができた!

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